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zoom RSS 和歌山県町村議会全議員研修会に参加

<<   作成日時 : 2017/08/04 20:41   >>

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 本日午後1時30分より、和歌山県町村議会全議員研修会がかつらぎ町のかつらぎ総合文化会館で開かれました。九度山町議会からは10名の議員中私を含め7名が出席しました。

 本日の研修は、ジャーナリストで拓殖大学海外事情研究所教授の富阪聡さんの「トランプ大統領誕生後に激変する世界と中国と北朝鮮」と題した講演でした。講演の内容は、北朝鮮をめぐる国際情勢を、主権国家が軍事・経済・政治的手段を用いて互いに牽制しあい他国や国際社会全体の利益よりも自国の利益を優先するという国際関係、いわゆるパワーポリティクスの視点から論じたものと私は捉えました。国家の利益を実現するためには正義すらそのための口実になる、と国際政治の現実の一面をリアリティーをもって富阪氏は語りました。例えば、北朝鮮問題を理由にアメリカは、ミサイル防衛システムや最新鋭の戦闘機などを購買能力のある日本や韓国に売ることができる。アメリカはそうやって利益を得る。このお話は、国際政治の現実の一端を示していると思います。
 
 国家の利益実現だけが国際政治を動かす要因だとは私は思いません。パワーポリティクス的な視点での国家の利益とは、アメリカでは軍産複合体の利益、他の国々では大企業・資本家の利益ではないかと私は思います。平和を望む市民の利益はほとんど反映されていません。しかし、歴史は少しずつですが動いています。一人ひとりの個人が主権者である民主主義社会へです。一つの例として今年7月7日に国連会議で核兵器禁止条約が、国連加盟国の約3分の2である122カ国の賛成で採択されたことです。これは核兵器のない平和な成果を求める市民の運動が、122カ国もの政府を動かした結果です。この核兵器禁止条約の国連会議での採択だけでなく、持続可能な世界をめざしての種々様々な市民の要求や運動が国際政治を動かす一因となっている事例が増えてきています。もちろん、現実は大企業・資本家と市民の力関係には大きな差があり、市民の要求を実現させるのは容易ではありません。しかし、世界の圧倒的多数の国が核兵器禁止条約の採択に動いたように、世界は市民の声で国際政治が動く時代に向かっているのだと私は思います。よって、パワーポリティクスだけでは今後世界情勢を正確にとらえることができなくなるのではないかと、今日の講演を聞きながら思った次第です。

 誤解がないように言っておきますが、私は今日の講演の内容を否定しているのではありません。日本での国際政治報道では、日本に関係のあることや日本人が関心のあることだけに焦点を当てた報道では、国際政治の動きを正確に把握できない、という宮坂氏の指摘は的を得たものだと思いました。それと、講演の最初の方でお話しされた中国国内の情勢、習近平主席の反腐敗闘争、「人肉検索」に象徴される中国人民の不満や怒りにまつわるお話はすごく興味深く聞くことができました。中国人民の不満は講演で紹介されたような形で表れているのは初めて知りました。これで中国の市民に対する私の見方は少し変わりました。

 以上、今日の議員研修会の講演への私の感想でした。感想は簡単にしようと思っていたのですが、意外と長くなってしまいました。研修会の後、九度山町役場庁舎で行われた九度山町議会全員協議会のことも報告しようと思っていたのですが、これは明日報告することにします。

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